ずっと昔から感じる違和感がある。
それは、成功者が言う、”努力”
“運が良かった”そう語る成功者より、”人の何倍も努力した”そう語る成功者が多いと思う。
これは、自分は実力で成り上がったと言いたいんだと思う。
もちろん、実力は否定しない。全く能力がない人間が成功するほど甘くないからだ。
では、敢えて問いたい。
野球選手で、今、最も優れた選手は、”大谷翔平”だと私は、思う。
少なくとも、金額的には大谷翔平である。
歴史上、唯一、高い次元での二刀流を完成させた。
後にも先にも、1番だと思う。
では、なぜ、その他のプロ野球選手に二刀流が出てこないのだろうか?
努力が足りない?
練習量が足りない?
そもそも二刀流をしようと思ったのは、大谷翔平だけ?
私は、どれも違うと思う。
大谷翔平と同じくらい練習したり、同じくらいの時間を野球に注いできた人は、過去にも居たと思う。
でも、その人はプロにすらなれなかったかもしれない。
何が言いたいかと言えば、つまり努力というものは、するのは当然で、最後は運だと思う、という話。
大谷翔平の両親、生まれ持った体格、才能、環境、高校時代の恩師、栗山監督、、、きっと彼にはたくさんの幸運があったことと思う。
野村克也氏が、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言ったのは有名だが、まさにこの言葉。
成功を例にすれば、成功することは必ずしも既定路線ではなく、運の要素もある。
しかし、失敗して堕落していくのには原因がある。
エジソンの「天才とは、1%のひらめきと、99%の努力」この言葉が、小さい頃から刷り込まれてきたが、私が思うに、おそらく1%のひらめきこそが、天才たる所以であると言う事。
だから、世の中にそうそう天才はいない。
僕らが描く成功者になるのは、ほぼ運だ。
宝くじに当たるようなもの。
だから、宝くじで6億当てるのが、あれだけ難しい訳。
仮に、仕事で何億、何十億稼ぐのが、本当に努力でなんとなるとしたら、宝くじの当選金は100億くらいになってると思います。夢だからね。
夢のない話をしているが、これは事実だと思う。
もちろん、努力は当然なので、当たり前のようにすべきだし、世の中には努力すらしない人がいる。
だから、努力をしているのに上手くいかない人間と、努力すらしていない人間が、同じ結果になっている、今の現状が、私は許せないのだ。
会社でも、1番、病気になっているのは、上から認められず偉くはなれないけど、現場では1番頼りになる人、頑張っている人だと思う。
努力をしていない、とは言わせたくない。
みんな、夢がある人は、何かしら努力してる。
運が良かっただけ、そう成功者が言ってくれたら、もう少しそう言う人達が楽になるんじゃないかなぁ。
と、言う話。
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